みなさん、こんにちは。
不安定な天候が続きますね。梅雨に入ったものの、天気予報では雨でも晴れの時間帯があったりなかなか農作業のスケジュールが立てにくいかもしれません。
丹後米改良協会から稲作管理特報第3号が発行されています。
その中で、出穂予想期、穂肥の施肥時期などお米の品質にとても重要なことが記載してありますのでご紹介いたします。
【丹後産コシ 出穂予想日】
田植え日:5月5日 → 出穂予想日:7月23日頃
田植え日:5月15日 → 出穂予想日:7月27日頃
田植え日:5月25日 → 出穂予想日:8月2日頃
出穂予想期をきちんと把握し、穂肥をされる方は適期・適量の施肥を心掛けましょう。
主に穂肥の役割として、1回目2回目と分けたほうが良いとされ、1回目の穂肥は1穂の着粒数確保が目的です。施肥量が多すぎると、着粒数が多くつき、白未熟粒などが発生しやすくなりますので、施肥量は控えめにしましょう。(施肥時期は出穂期のおおよそ18日前)
2回目の穂肥は、粒の充実や根張りをよくするために葉色にかかわらず適量を施用しましょう。(施肥時期は出穂期のおおよそ10日前)
※豆っこ肥料などの有機質資材は効能が緩やかのため、上記適期よりも早めに施用しましょう。