健康にいい素材をそのまま肥料に

100%有機質 「京の豆っこ肥料」

京の豆っこ肥料は、人間の健康にもよいとされる天然素材を原料として作る、与謝野町オリジナルの100%有機質肥料です。緩効性肥料で、農作物に必要な養分が緩やかに吸収されます。この肥料は全国でも類を見ない「行政が有機質肥料を生産し、農家が購買する」という町全体の取り組みとして行っています。

京の豆っこ肥料を利用した自然の循環

京の豆っこ肥料を利用した自然の循環

体にいいものだけで作られた「京の豆っこ肥料」

体にいいものだけで作られた
「京の豆っこ肥料」

京の豆っこ肥料は大豆からできるおから、ミネラル豊富なイワシなどの魚介のあら、有効成分の高い米ぬかといった天然素材を与謝野町の専用工場で肥料化したものです。肥料そのものが「人間の体にいいもの」だけで作られていることが1つの特徴です。京の豆っこ肥料は、熟練の職員が毎日変化する温度、湿度、素材の状態を見極め、微調整を重ねながら製造しています。

畜産業が無かった与謝野町で実現した有機質肥料

畜産業が無かった与謝野町で
実現した有機質肥料

与謝野町には畜産業がなかったため、農家は堆肥を使った土づくりが難しい状況でした。そんな中「大地の恵みは大地に還す」をモットーに、豆腐工場から出される“おから”を肥料に変えて大地に還そうというプロジェクトが発足。農作物が加工される際に出る副産物(おからや米ぬか)に、ミネラル豊富なイワシなどの魚のあらを加え、100%有機質「京のまめっこ肥料」が誕生しました。

Define

肥料と堆肥(たいひ)

一般的に肥料は作物の生長に必要な栄養を補給するため、堆肥は作物が育つ土壌環境を整えるための土づくりに使用されます。肥料は化学肥料や油かすなどの有機肥料、堆肥は家畜等の排せつ物や稲わら等の有機物を発酵熟成させてつくられます。
「京のまめっこ肥料」は、肥料と堆肥の双方をバランスよく持つ肥料です。また、原材料の出所がはっきりとしており、品質についても安全安心な肥料です。

丹後コシヒカリ 「京の豆っこ米」 の定義

京の豆っこ肥料 3つのメリット

微生物が土の団粒化を促進

微生物が土の団粒化を促進

有機物が餌となり、土壌微生物が活性化。肥料そのものにも微生物が棲んでいるため、微生物増加にもつながります。このことで団粒化が促進され、ふかふかの土になります。

水持ち、水はけ、肥もち改善

水持ち、水はけ、肥もち改善

土がよくなることにより、水持ち、水はけ、肥料もちが改善されます。作物の根もストレスなく伸びることができ、健康な作物を育てることができます。

安定の肥料成分と食味

安定の肥料成分と食味

肥料成分を安定させるため、与謝野町の専用肥料工場で厳しい管理の元、発酵・製造しています。また、魚のアラは食物の味をよくするとも言われています。

京の豆っこ肥料 製造工場

与謝野町独自の取り組み 「与謝野町有機物供給施設」

京の豆っこ肥料 製造工場
京の豆っこ肥料 製造工場
京の豆っこ肥料 製造工場
処理手順
①受入ホッパーに原材料投入 → ②ホッパー内で混合→
③処理機に搬送 → ④処理 → ⑤中間受槽貯留 →
⑥ふるい機で選別 → ⑦粒化機へ搬送 → ⑧粒状化 →
⑨袋詰め → ⑩貯蔵

「京の豆っこ肥料」は、GN菌※を生物系廃棄物再資源化システムで米ぬかと混ぜ、おから、イワシなどの魚のアラの中のチッ素分をアミノ酸化させます。 肥料製造工場では、GN菌以外の生存は厳しいとされる100℃近くの高温で長時間処理により発酵・製造しています。このため、アンモニア、アミン類の発生を抑制し、悪臭がほとんど発生しません。また、硝酸態窒素による地下水汚染、土壌汚染を起こしにくくするなどの効果もあります。

【※GN菌効果とは】
GN菌とは、生命体の生命維持を助けてくれる微生物のことです。窒素をアミノ酸として菌体内に同化する特徴があり、そのため土壌中でアミノ酸を供給し、生命体に対して還元することで生命体をサポートします。つまり、生命体に対して安全な微生物群なのです。
京の豆っこ肥料 製造工場概要
工場名称 与謝野町有機物供給施設
所在地 〒629-2401
京都府与謝郡与謝野町字加悦奥1045番地1
処理機 処理能力 6,500kg/1バッチ(生産量約3,000kg)
処理時間 約5~6時間(6,500kg処理時)
処理方式 加圧真空乾燥方式
粒化機 処理能力 800kg/時間(1バッチ約3.5時間)
処理方式 圧縮熱硬化方式
製造量 263,990(t) H29年度
使用原料 おから、米ぬか、魚アラ、GN菌

手間暇をかけて
豆っこ肥料を使う理由

手間暇をかけて豆っこ肥料を使う理由

手間暇をかけて
豆っこ肥料を使う理由

豆っこ肥料を使った農業は、化成肥料の農業と比べて明らかに手間暇がかかります。それでも農家がこの肥料を使う理由は非常にシンプル。「おいしい」という結果が出ているからです。
「ほかの有機質肥料と比べて豆っこ肥料は高いけど、使っています。地域のためでもあるし、“おいしい”という結果が出ているからです。」と、農業者は語ります。豆っこ肥料を使った「京の豆っこ米」は、個人のお客様や企業のバイヤー様などからも、おいしいというお声を多くいただいていること、そして今まで廃棄していた素材を自然循環させて使えるという環境の意義。おいしさと食の安心安全を評価いただいていることが、農業者の励みになっています。

京の豆っこ肥料 概要

原料
おから 約50%
米ぬか 約25%
魚のあら 約22%
GN菌 約3%
肥料成分
窒素全量 4.5%
リン酸全量 5.0%
カリ全量 1.7%
炭素率(C/N) 10
PH値 7%