今、国が人・農地プランの作成を推進しています。※京都府では京力農場プランと名称を変更しています。与謝野町内でも現在、14地区の策定が終わっています。
与謝野町内の策定地区 (与謝地区、滝・金屋地区、後野地区、加悦奥地区、温江地区、香河地区、三河内地区、岩屋地区、石川亀山地区、石川大宮地区、石川中地地区、石川下地地区、石川堂谷地区、男山地区)
そもそも人・農地プラン(京力農場プラン)ってなに?
人・農地プランとは、農業者が話合いに基づき、地域農業における中心経営体、地域における農業の将来の在り方などを明確化し、市町村により公表するもので、真に地域の話し合いに基づくものにする観点から、アンケートの実施、アンケート調査や話合いを通じて地図による現況把握を行った上で、中心経営体への農地の集約化に関する将来方針を作成することにより、人・農地プランの実質化を図ろうと推進しています。
と、あるように、地域の農地や担い手をどう守っていくか、将来の設計図を地主や耕作者等で話し合って落とし込みましょうという感じです。
農地が荒れれば、そこが獣の住処になったり、蛇や虫などの住処になりやすくなります。そうなってしまうと地域が荒れることにもつながりますので、耕作者はもちろん地主だったり、地域に住んでいる方も話し合いに参加して、プランを作成します。
みなさんが思うことを書いてみましょう。「プランを作ることに何かメリットあるの?」 行政の一職員として思うことは、作ることにデメリットはないと思います。
【作成することによって活用できる支援策】
・機構集積支援事業(地域集積協力金)
・強い農業・担い手づくり総合支援交付金
・農業次世代人材投資事業(経営開始型)
・農業経営基盤強化資金利子助成金等交付事業、担い手経営発展支援金融対策事業(スーパーL資金金利負担軽減措置)
国は人・農地プランの作成を進めています。そのため、京力農場プラン作成地区を対象とした補助金が、今後増えてくると予想されます。プランが作成されていないと、公募期間が短かったりすることが多いので急な対応ができなくなります。
お盆の季節が近づいてきてますので、親族の方が帰省されることも多いかと思います。そういった機会にぜひ、この記事を読んでもらった方で、作成されていない地区の方は、作成に向けて進めるべく、農林課へご相談ください。
(問い合わせ先:農林課0772-43-9023)