限られた労働力で効率的に経営を維持・拡大するため、「スマート農業」にチャレンジする農業者・団体を応援します。

「スマート農業」用機械・設備の導入に必要な経費について、以下の補助金を活用することができます。

【補助対象となる方】

  • 3戸以上の農業者等で組織する団体
  • 個別経営体(認定農業者等)
  • 市町村、JA、農業公社

【共通採択要件】

◆従事者の労働負担を軽減し経営規模を維持すること

  • 導入技術の利用計画と事業効果を示すスマート技術導入実施計画を作成し、7年間経営規模の維持を図ること
  • 又はスマート技術の導入を通じて3年後に1割以上の生産額増加又は2割以上のコスト削減を実現すること

【品目別の要件】

◆土地利用型作物(水稲、麦類、大豆、小豆等)

助成対象となる農業機械及び設備を利用する作業を概ね10ha分以上実施していること(又は導入後3年以内に10ha以上実施する計画を有していること)※作業受託を含む

◆ その他作物(京野菜、茶等の地域特産物)

ハウス10a以上又は露地30a以上生産していること

【補助の対象となる経費】

ICT(情報通信技術等)やロボット技術を活用した農業機械及び設備を導入する初期費用(通信費除く)

【補助対象経費となる機械・設備(例)】

  • トラクター(自動運転・自動操舵※)
  • 田植え機、直播機(自動運転・直進アシスト機能付※、可変施肥機付)
  • コンバイン(自動運転、食味・収量センサー機能付※)
  • 農業機械への後付け型自動操舵装置※

※ほ場管理システムや経営管理システム、作業記録システムと連動させたデータ活用を前提とする

  • ドローン(防除用、施肥用、リモートセンシング用)
  • 茶乗用摘採機(畝完治機能付)
  • 自走式草刈り機
  • パワーアシストスーツ
  • センシング、モニタリングシステム及び自動環境制御システム(データ・情報の共有が可能であること)
  • ほ場管理システム、経営管理システム

【補助率・下限事業費】

組織・団体 (土地利用型作物)1/2以内 (その他作物)4/10以内(中山間地域)4.5/10以内

個別経営体 (土地利用型作物)3/10以内 (その他作物)3/10以内

【手続きの流れ】

◆スマート農業の相談:スマート農業技術を活用した経営改善をお考えの方は、「スマート農林水産業相談窓口」(京都府農業会議内)又はお近くの「農業改良普及センター」にご相談ください。

  1. 計画の申請 実施計画を市町村に提出
  2. 事業への着手 計画の承認後、補助金の交付決定後に事業に着手
  3. 利用状況報告 導入後は、実績、利用状況等について報告

【要望される場合や問い合わせ】

令和4年1月31日(月)までに与謝野町役場 農林課(TEL:0772-43-9023)まで