雨が降りながらも蒸し暑い日が続きます。

無理せず休憩を挟みながら農作業をしましょう。

 

さて、そんな中なのですが例年大陸から飛来するトビイロウンカが今年も一部の県で確認されました。

トビイロウンカは稲の株元を吸汁し、ひどい場合には坪枯れを引き起こす有害動植物の1つです。

飛来元の中国広東省当局の発表によると、同省では昨年よりも多くのイネウンカ類が発生しているとのことです。今後、日本各地に大群が飛来し被害拡大となる可能性があります。

一部薬剤に耐性を持つ個体群も発生しており、中国の報告によると、イミダクロプリド、チアメトキサム、チアジノンに対して高い耐性を持つため、他の薬剤を交互に使用することを推奨しています。

適切な防除をしましょう。