昭和42年から続く農林水産省の入省数年目の職員農村研修を、10月8日~22日の間、与謝野町内で受け入れました。
この研修は、農村の現場において農林漁業を直接経験することにより、現場の実態に即した政策の企画・立案ができる人材を幅広く養成することを目的としています。
与謝野町には、同省経営局協同組織課課長補佐の佐伯健太郎さんが研修に来町。まさ農園様(温江)にお世話になり、農作物の植え付け・収穫から出荷作業、また、地域の方々との交流を通して現場でしか気づけないことを学ばれ、「今後の業務の中で現場の実態とあった政策議論に生かしていきたい」と話してくれました。
研修の終盤には、京丹後市に来られた4人の研修生と合同の報告会・意見交換会が開催され、それぞれ研修を通した自身の気づきを関係者と共有。研修生からは「農林漁業の担い手不足と言われており、新規就農に対する支援も重要だが、その先の定着への支援も重要」「丹後地域は仕事とセットとした長期滞在プログラムの造成が可能なエリア」といった意見があり、今後の新たな施策立案に期待が高まります。