京都府では、農薬使用による事故を防止し、府民に供給する農作物の安全性の確保及び生活環境の保全を図るため、農薬危害防止運動を実施しています。
梅雨から盛夏にかけて病害虫などの発生が増加し、農薬を使用する機会が多い時期を中心として、毎年6月から9月までを「農薬危害防止指導強化期間」と定め、この運動を展開しています。

農薬を使用するときは、次のことを守ってください。

1.購入、使用の前に必ず商品ラベルの確認を!

  • 必ず登録された農薬を使用する(商品に「農林水産省登録第○○○号」の記載あり。)
  • ラベルに記載してある注意事項を確認して使用する。
  • 使用方法、使用量又は希釈倍数、使用回数等を必ず守る。
  • 適用作物(使用できる植物が決まっている)にのみ使用する。

2.記帳、保管をしっかりと!他の容器に移しかえない!

  • 農薬は鍵のかかるところに保管する。
  • 誤使用・誤飲防止のため容器の移し替えをしない。
  • 農薬の使用年月日、農薬名、場所、対象作物、使用量(希釈倍数)を記録し、保管する。

3.散布するときは、防護、飛散防止の徹底を!

  • マスクや手袋、ゴーグル、防除衣などを着用する。
  • 散布の時は、風向きや風速に注意。風が強いときは散布しない。
  • 隣接農地への飛散防止を徹底する。
  • 散布中に体調が悪くなったら直ちに作業を中止し、医療機関で受診する。
  • 住宅地、公共施設等の周辺では、できるだけ農薬使用を減らす栽培管理をを行う。

4.散布の前には、周辺住民等にお知らせを!

  • 事前に散布目的、日時、農薬の種類、散布者名(連絡先)等を周辺住民や近隣農家等に知らせる。
  • 特に近くに学校・保育園等がある場合は、学校・保育園等や保護者へも連絡する。
  • 散布場所に関係者以外が立ち入らないよう、立て看板などで表示する。

また、与謝野町でも環境保全のために農地の畦(あぜ)はなるべく除草剤を使わず、草刈り機を用いて人の手で丁寧に草刈りを行うことを推進しています。(以下ページ参照)

町のホームページ:https://agricycle.jp/agricycle/farmer/

農水省のホームページ:https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_tekisei/