春作業に向け、農業機械を使う機会が多くなります。京都府では、毎年、平均4件程度農作業事故が発生しています。春の農繁期において、農家の農作業安全意識を高め、農作業機械による事故を防止するために、春の農作業安全運動を実施します。

「徹底しよう!農業機械の転落・転倒対策」

<春の重点呼びかけ事項>
(1)安全キャブ・フレーム付トラクターでは、シートベルト・ヘルメットを着用しよう。
(2)田植え機での作業時は、傾斜地を上がる際は後進、段差は必ずまっすぐに進入し、路肩からは余裕を持って走行しよう。
(3)機体が大きいトラクター及び田植え機の運転では、運転席から見えない死角が多く存在する。死角などにも十分に注意し、更新時にはより慎重に運転しよう。
(4)熱中症予防のために、こまめに休憩をとり、水分・塩分を補給しよう。

<事故防止のための注意事項>
1 ほ場の出入口や段差に十分注意して、転落・転倒による事故を防ごう。
・トラクターでの作業が終わったら、ほ場内でブレーキペダル連結
・トラクターの道路走行は低速で
・傾斜地での高速移動やクラッチ操作の禁止
・小型作業車はスピードを上げたらクラッチ操作禁止
2 トラクターや田植機など農業機械の点検・異常発生時には必ずエンジンを停止し、十分な安全を確保して作業しよう。
3 耕耘機での後退時は後方確認を徹底し、転倒や巻き込まれによる事故を防ごう。
4 刈払機は無理な体勢では使用せず、作業環境を確認しながら適切な装備で作業しよう。

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