与謝野町では環境に優しい取り組み自然循環農業を推進しており、独自に有機質肥料「京の豆っこ」という肥料を製造しています。この肥料は年間約300t弱製造され、申し込みのあった町内農業者約100名に向けて販売しております。

この豆っこ肥料で栽培されたお米を与謝野蝶のブランド米「京の豆っこ米」として、全国各地に販売しております。

京の豆っこ肥料の詳細ページ:https://agricycle.jp/fertilizer/

京の豆っこ米の詳細ページ:https://agricycle.jp/mamekkomai/

令和2年度はそんな環境に優しい取り組みで栽培されたお米の高品質化を維持することを目的とし、町内の生産者に協力いただきながら試験栽培を行っております。

①京の豆っこ肥料の窒素溶解性調査

この調査は三重大学様に協力いただき、圃場に散布した京の豆っこ肥料が土壌中でどのステージに肥料の窒素分が溶解しているのかを分析・調査しております。この調査結果をもとに、追肥(穂肥)の散布時期や各作業時期の適正化が図れるのではと考えております。

②京の豆っこ米のSPAD値調査

こちらも与謝野町内に設定した試験圃場(加悦地域7圃場・野田川地域6圃場)にて、各生育ステージにて葉の色がどの時期に濃くなっていくのか、いつどのように成長しつつあるのかを①に加え、計測しているものです。

 

町は行政として、肥料メーカーとして高品質でより美味しいお米を追求しつつ、毎年新しい取り組みを研究・検討しています。