3月1日、野田川わーくぱるにて「与謝野のコメの未来を考える」と題し、三重大学からは与謝野町内の地力を調査した結果や、京の豆っこ肥料の施肥効果に関する調査結果を、京都府立大学からは大江山蛇紋岩が温江地区の水稲に及ぼす影響についての調査結果を、町内生産者に向けて報告いただきました。

総合地球環境学研究所からは、丹後管内の生産者向けに実施した気候変動下におけるアンケート調査の結果と、日本のお米の将来を考える市民向け教材の開発について情報提供がありました。

町内生産者の他、飲食店関係者や多くの方が出席され、熱心に発表内容に耳を傾けていました。

閉会にあたっては、与謝野町スマートグリーンビレッジ確立協議会会長を務めていただいている信州大学特任教授の亀岡孝治先生から、「これからは土地の違いを把握し、それに応じたスマートな農業=賢い農業を目指していきたい」とお言葉をいただきました。

コロナ禍でこういった各関係機関や生産者との交流が制限されていましたが、今後は少しずつもっとこうした機会を持っていきたいと考えています。