公益財団法人日本特産農産物協会では、地域特産物の生産振興等の諸事業を実施しており、その一環として毎年度、担い手農業者や研究・行政関係者、業界団体関係者等を対象に、地域特産物の生産振興・産地育成を図るため、特産農作物セミナーを開催しています。
令和3年度のテーマは、「なす」をテーマとして開催します。なすには、全国にさまざまな在来品種や系統、ブランド等が存在し、その保全や復活、その活用による地域振興を目指した様々な取組が展開され、また、血圧改善等の機能性成分(コリンエステル)が豊富に含まれることが明らかとなり、これに着目した機能性表示食品の実用化も進展しています。そうした取組をご紹介します。
- 【日 時】令和3年12月2日(木)~8日(水) 講演視聴
- 令和3年12月8日(水)14時~15時30分 質疑応答・総合討論等
- 【場 所】Zoomウェビナーによるオンラインセミナー
- 【定 員】100名(先着順)
- 【締め切り】令和3年12月2日(木)
- 【参加方法】事前申込み 参加は無料です。 お申し込みはコチラ
- 【令和3年度セミナー講演内容】
- (1)知られざるナスの多様性とその可能性
- 農研機構 野菜花き研究部門 主任研究員 宮武 宏冶氏
- (2)食品機能性を活用したナスの新展開
- 信州大学大学院 農学研究科 准教授 中村 浩蔵氏
(機能性野菜ナスコンソーシアム創立) - (3)高知県における機能性表示食品「高知なす」の取り組み
- 高知県農業技術センター 技術次長 高橋 昭彦氏
- (4)多様な新潟のナス 今も残る在来品種
- にいがた在来作物研究会 会長 小田切 文朗氏
- (5)地域伝統野菜「吉川ナス」の栽培状況と地域振興の取組について
- 地域特産物マイスター 福岡 重光氏
鯖江市伝統野菜等栽培研究会 会長 - 【講師等のプロフィール】→コチラ